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  頭痛薬に頼る前に!
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 病院(医療機関)で処方されるモノ|エルゴタミン・カフェイン(カフェルゴット)

   

   エルゴタミン・カフェイン(カフェルゴット)

『頭痛薬では良く聞く成分の薬』

片頭痛に有効な薬として知られるエルゴタミン。
主成分のエルゴタミンは、発作時に血管が拡張してくるのを抑えることで
効果を発揮し、カフェインは、その作用を補強するのに配合されています。

偏頭痛の前兆が見られたときに有効だと言われていますが、
痛みがひどくなってからだと効果が得られません。

かつて偏頭痛の特効薬と言われたセデスGが製造中止になってから、
従来の「片頭痛の特効薬」とされていたエルゴタミン製剤が
にわかに脚光を浴びるようになってきました。

多くの偏頭痛持ちの方は、エルゴタミンを手放せない方も多いでしょう。

服用のタイミングによって、その効果はばらつきがあるものの、
自分なりの「服用の頃合い」を見つけることができると、その効果はかなりのもの。
それだけに、偏頭痛のたびに簡単に飲んでしまう方が後を絶ちません。

エルゴタミンに頼りきった結果、どのように体質が変化してしまうのかと
いいますと、頭痛地獄に陥ってしまう方が非常に多くいらっしゃるのです。



頭痛地獄・・・いわゆる薬物乱用頭痛のことですが、
一度そうなってしまうと、薬を一定期間完全に断たなければなりません。

その期間中、激しい頭痛に連日襲われることになりますが、
そうでもしないと、この痛地獄から抜け出せないのです。


エルゴタミンはトリプタンと比べて価格が安く、
効果も期待できるため安易な気持ちで手を伸ばしてしまいがちですが、
薬物乱用頭痛に陥る確率も他の薬と比較して非常に高めです。

早い段階でエルゴタミンを断っておかなければ、
薬から抜け出せない毎日が続き、
妊娠中でも薬を手放せない薬物中毒のような状態に陥ってしまう
こと
になるでしょう。


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   カフェルゴットの成分と効果/副作用

カフェルゴットに含まれる成分と効果/副作用をまとめてみました。参考にどうぞ。


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   以下に該当する方は、特に注意が必要です!

下記項目に当てはまる方は、副作用を引き起こす確率が高い方です。

服用出来ません
 ・末梢血管障害の患者
 ・閉塞性血管障害の患者
 ・狭心症の患者
 ・冠動脈硬化症の患者
 ・コントロール不十分な高血圧症の患者
 ・ショックの患者
 ・側頭動脈炎の患者
 ・肝機能障害又は腎機能障害の患者
 ・敗血症の患者
 ・緑内障の患者
 ・妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
 ・授乳婦
 ・本剤の成分又は麦角アルカロイドに対し過敏症の既往歴のある方
 ・HIVプロテアーゼ阻害剤投与中の方
 ・エファビレンツ投与中の方
 ・デラビルジン投与中の方
 ・マクロライド系抗生物質投与中の方
 ・アゾール系抗真菌薬投与中の方
 ・5−HT1B/1D受容体作動薬投与中の方
 ・麦角アルカロイド投与中の方

服用前に医師、歯科医師又は薬剤師に相談しないと危険です
 ・心臓障害のある患者



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