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病院(医療機関)で処方されるモノ|エレトリプタン(レルパックス)
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『拡張した血管を収縮させたり、
血管周囲の炎症を取り除く事の出来る薬の一つ』
偏頭痛で拡張した、頭蓋内外の血管を収縮する効果があり、 片頭痛の症状を改善します。
他の偏頭痛に効果のある薬より比較的副作用が少なく、
痛みが起こってから飲んでもよい効果を期待できます。
比較的副作用が少ないことから、
多くの偏頭痛患者に処方されている薬ですが
頭痛そのものが軽減したあと、
首から頭にかけてこりのひどいような、
こわばるような、
鈍痛に似た不快感を感じる方が多くいらっしゃいます。
また、末端部(手足・頭皮・口中など)が
「熱さ」に敏感になり、
温かい食べ物や入浴など、チリチリとした痛みを感じることもあります。
ちなみに・・・緊張型頭痛にこの薬は効果がありません。
エレトリプタン(レルパックス)は「トリプタン系」の頭痛薬ですので、
緊張型頭痛に効果があるとされている頭痛薬の種類とは全く正反対の物だからです。
レルパックスに含まれる成分と効果/副作用をまとめてみました。参考にどうぞ。
下記項目に当てはまる方は、副作用を引き起こす確率が高い方です。
服用出来ません ・エレトリプタンの成分に対し過敏症の既往歴がある
・心筋梗塞の既往歴がある
・虚血性心疾患又はその症状・兆候がある
・異型狭心症(冠動脈攣縮)がある
・脳血管障害や一過性脳虚血発作の既往がある
・末梢血管障害の患者
・コントロールされていない高血圧症の患者
・重度肝機能障害の患者
・エルゴタミン投与中の方
・エルゴタミン誘導体含有製剤投与中の方
・他の5−HT1B/1D受容体作動薬投与中の方
・HIVプロテアーゼ阻害薬投与中の方
服用前に医師、歯科医師又は薬剤師に相談しないと危険です ・虚血性心疾患の可能性がある方
・ウォルフ・パーキンソン・ホワイト症候群(WPW症候群)又は他の心臓副伝導路と関連した不整がある方
・高齢者
・脳血管障害の可能性がある方
・てんかんを起こしやすい器質的脳疾患あるいは痙攣を起こしやすい器質的脳疾患がある方
・肝機能障害の患者
・コントロールされている高血圧症の患者
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