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薬局で手に入るモノ|ノーシン
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イブやバファリンほど名前は聞きませんが、
結構利用者が多いのがこのノーシン。
早く効き、優れた効果を発揮する
ノーシンは、キャッチの通り、
効果が早く効きがよいという印象を持たれる方が多い薬です。
効き目は確かに期待できるのですが・・・
ノーシンの成分はアセトアミノフェン、エテンザミド、カフェインの三つ。
バファリンのアスピリンほどではありませんが、このアセトアミノフェン。
やっぱり胃に負担をかける成分で、
胃のむかつきや胃痛を感じたりする副作用があります。
ノーシンのキャッチコピーに
【胃に優しい】
というのがありましたが、 アセトアミノフェンが胃に負担を掛ける成分である以上、
本当に胃に優しいのかと言うと疑問が残りますよね。
また、成分の一つであるエテンザミド。
やっぱりこれも胃に負担を掛ける成分なんです。
アセトアミノフェンとエテンザミドに共通して出る症状は食欲不振。
胃に負担を掛けないために胃の中が空っぽの状態での服用は避けるべきですが、
薬を服用して食欲不振になった後、
やっぱり頭痛が治まらずまた服用するときに何も食べたくない・・・
なんて状態になったりしたら今度は胃痛を感じて・・・
なんてことも。
そうなると全く胃に優しくなくなってしまいます。
あと、ノーシンの売りは
【眠くならない】
それもそのはずで、薬の中に含まれる最後の成分がカフェインです。
カフェインの作用は説明しなくとも分かるかと思いますが、覚醒作用。
カフェインを薬の成分として入れる事で、眠気が無くなると言うことです。
ですが、このカフェイン。
体質や初めて服用するなどといった場合、
逆に頭痛を感じる事もあります。
あれ?頭痛を治す為の薬なのに、頭痛を感じて良いの?
ってことに。
しかも、カフェインは覚醒効果が強く不眠になりやすいため、
睡眠が上手く取れず、
睡眠が上手く取れないことでまた頭痛が引き起こされる
悪循環に繋がることも。
そして、カフェインに対しての依存性。
無水カフェイン同様カフェインにも勿論依存性はあります。
薬を振り替えし服用する原因になりかねません。
そして、この薬。やっぱり片頭痛にこの薬は効果がありません。
ノーシンも「解熱鎮痛消炎剤」という種類の薬で、
片頭痛に効果があるとされている頭痛薬の種類とは全く正反対の物だからです。
ノーシンに含まれる成分と効果/副作用をまとめてみました。参考にどうぞ。
下記項目に当てはまる方は、副作用を引き起こす確率が高い方です。
服用出来ません ・過去にアレルギー症状を起こしたことがある
・ノーシン又は他の解熱鎮痛薬、かぜ薬を服用してぜんそくを起こしたことがある
服用前に医師、歯科医師又は薬剤師に相談しないと危険です ・医師又は歯科医師の治療を受けている
・妊婦又は妊娠していると思われる
・高齢者
・本人又は家族がアレルギー体質
・薬によりアレルギー症状を起こしたことがある
・心臓病、腎臓病、肝臓病、胃・十二指腸潰瘍
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